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言葉の力

ブログ

こんにちは。

スポーツメンタルコーチの上山珠美です。

2025年を迎え、一ヶ月が過ぎました。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

新年ということで、ついつい気持ちが入りすぎてしまった人。
いつもの変わらぬペースでスタートした人。
もう既に戦いは始まっているという人。

それぞれ2025年の始まりだったかと思います。

2月に入ってまた一段と寒くなってきたので、体調に気を付けてお過ごしください。
2025年も自分のペースで頑張っていきましょう(^^)/

今日は『言葉の力』についてお話したいと思います。

普段の日常で相手に伝えたり、時には自分に対しても使っている『言葉』

言葉というのは、人と人を繋ぐ大切なものです。

『もらった言葉によって人生が変わった』
『その言葉は私を大きく成長させた』

『嬉しいことを言われた』

このような言葉というのは、自分癒し、幸せな気持ちにしてくれます。

しかし一方で、その言葉が相手を傷つけ、悪い思い込みを作り上げてしまうことがあります。
そのもらった言葉によって苦しんでしまう可能性があるのです。

私が小学生の時に、バスケットのチームに入っていたのですがその時の監督が、ミスをした時やうまくいかなかった時によく言っていた言葉があります。

『馬鹿につける薬はないな』

これは、どういう意味かというと

何度言ってもよくならない。
これ以上いっても意味がない。
やる意味がない。

私たちに呆れて、よくこの言葉を使っていました。

(文字にするとめちゃめちゃ怖い・・・笑)

この言葉を言われることが怖くて、先生を怒らせないように先生が褒めてくれるように、怯えながらバスケしていたことを今でも覚えています。

常に先生の顔色をうかがいながらバスケをしていたんですよね。

自分が何で怒られているのか?
何が悪いのか?

それがわからないまま先生の要望に応える。という日々でした。

もちろん先生は悪い人ではなく、私たちを強くさせるために必死だったと思います。
全力で向き合ってくれていたと思います。

しかし、そのような言葉で
『私はだめなんじゃないか。』
『何度言ってもできない。』
このような思いが自分に纏わりついてきてしまうのです。

ここまで話してきましたが
ただ、いい言葉だけを与えるのが正しいというわけではありません。

まだ気持ちが落ち込んでいる時に
『前を向いて頑張ろう!!』

不安なことがある時に
『大丈夫だよ、あなたならやれる!!』

このように、自分が良かれと思ってかけた言葉でも、その言葉によって傷つく人もいるのです。

言葉一つで、かける言葉一つで選手の競技人生が大きく変わるのです。
良くも悪くも。

言葉の力ってすごいんです。本当に。

一番大事なことは相手に寄り添って会話をする事。

寄り添うとは何か。
・相手は今どんなことを思っている?
・何を自分に求めている?
・相手にとって今一番大切なことは何か?

コーチング中もその人の気持ちに寄り添い会話をするということを一番心がけています。
柔道の指導者としても関わらせていただいていますが、ここは変わらず大切にしているところです。

直接見て、感じ、相手の世界観で考える。

スポーツ選手に限らず、大人も子供もみんな一緒。
誰に対しても言葉、声掛けって大事だと思います。

ここまでは他人に対しての言葉について話していますが、自分に対しての言葉も含まれます。

『私はダメな人なんだ。』

こう思ったり自分自身に言ってしまった。
そして、またそんなこと思ってしまった。ともっと落ち込んでしまう人もいると思います。

そう感じることは決して悪いことではありません。
正直な自分の言葉を受け入れてあげてください。

受け入れてあげてから、そこからどうするかを考える。
人に相談したり、紙に書いてみたり。
周りは関係なく、自分のペースで少しづつ進んでいってほしいです。

私はそのような人に寄り添うためにこのお仕事を始めました!^^
一人で抱えなくて大丈夫。

こういう活動をしてる人がたくさんいるということを知ってくれたら嬉しいです!

最後まで見てくださりありがとうございました!

アスリートの方が心からスポーツを楽しめますように。

スポーツメンタルコーチ
上山珠美



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