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私がスポーツメンタルコーチになった理由

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こんにちは。スポーツメンタルコーチの山﨑珠美です。

今回は、『私がスポーツメンタルコーチになった理由』について
お話しさせていただこうかなと思います。

幼少期、スポーツとの出会い

私は幼いころからスポーツが大好きでバスケやダンス、柔道といろいろなことを経験してきました。
中学生までは、『全国大会で優勝する』といった目標はなく、楽しくバスケや柔道をしていたのですが、
中学生最後の試合で負けたのが悔しくて、母に『強いところで柔道がしたい』といったのがきっかけで高校から本格的に柔道を始めました。
高校で初めて全国大会で優勝することができ、そこから私の人生が大きく変わりました。

初めての挫折~現在の活動

大学、実業団でも柔道漬けの毎日を送り、日本一になることもできました。

『日本一になりたい!世界でも活躍できる選手になりたい』

そう思いながら毎日追い込んで練習しました。
目標に向かって毎日全力で練習していたのですが、
大事なところでいつも負けてしまい、チャンスを逃してしまっていました。

『どうしてこんな大事なところで・・・』と思い悩む日々が続き、だんだん頑張りたいと思う気持ちに身体がついていかなくなり、

いつの日かあんなに『楽しい』と思っていた柔道が

『辛い』『苦しい』という感情に変わっていました。

その辛い、苦しい気持ちもあったのですが

『そのようなことを口にしてはいけないんだ』
『それを思ったら自分に負けたのと一緒だ。』
『自分自身に負けたくない』

そのような思いから自分の心の声に蓋をして
ただがむしゃらに練習しました。

そしてその後、ストレスからくる体調不良に襲われてしまいます。

めまいや動悸、道場に入ることも辛くなってしまい
体調の悪い日が続きました。

柔道どころではなく、心も体も壊れていってしまったんです。

そんな私を救ってくれたのがコーチや仲間でした。

コーチが明らかに様子のおかしい私に声をかけてくれました。

『どうしたの?大丈夫?』

もうこの辛い苦しい思いを隠しておくのは限界でした。

その時に初めて自分の心の中で思っていることを全て話し、

『頑張りたいけど辛い、苦しい』
『全力で頑張れていない自分が嫌になる』

全て聞いてもらいました。

そして、

『でもこのままで諦めたくない』

これは自分の口からでた本心でした。

あんなに『辞めたい』『辞めて楽になりたい』と思いながら柔道していたのに

自分の心の中で思っていることを全て話すことによって
こんなにスッキリするんだ。

それと同時に、

『私、柔道辞めたくないんだ』という自分の気持ちにも気づくことができました。

これが、私がスポーツメンタルコーチになった一番の理由です。

アスリートには誰にも悩みがあると思います。
本気で競技をしているからこそ悩みます。

しかし、その気持ちに蓋をしていると簡単に心は壊れてしまいます。

『弱音を吐いたらいけない』
『頑張らないといけない』
そう一人で頑張り続けているアスリートは多いと思います。

人に頼るということは決して悪いことではないし、頼る勇気も必要だと私は思います。

もし、悩みがあったり苦しいと思っていたら、家族、友人でも自分の信用している人に悩みを話してほしい。
その一つの手段としてスポーツメンタルコーチの存在があるということを知ってもらいたいなと思います。

せっかく好きで始めたスポーツを嫌いにならないでほしい。
心からスポーツを楽しみ、後悔のない競技生活をおくってほしい。
これが私の願いです。

2022年12月に第一子を出産し、育休を経てスポーツメンタルコーチの仕事を再開させました。
現在は、個人コーチングやセミナーなど活動を広げていくことができ、
お客様にも『コーチングのおかげでモヤモヤしている気持ちが晴れた』
『これからが楽しみになった』などのお声もいただいています。

一人でも多くのアスリートが『心からスポーツを楽しい!』と
笑顔になってもらうために、私も全力でアスリートの皆さんをサポートしたいと思っています

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!

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