よく言われる『自分らしく』。
『自分らしくプレーしなさい』
『自分らしくいたら大丈夫』
私も現役生活を送っていた時によく使っていた言葉ですし、
メンタルコーチになってからも「自分らしさ」というところを大事にしています。
でも、『自分らしさ』ってなんだろう?
そう感じる方も多いのではないでしょうか?
自分らしさとは、
“他者にとらわれず自分の価値観や性格を尊重している状態の事。”
(Wikipedia参照)
調子が良かったり、楽しい時はそれでいい。
自分らしく、自分の思うように行動ができます。
でも調子が悪い時は?
落ち込んでいて何も考えられないときは?
「自分らしさ」って言われてもわからないですよね・・
調子が悪い時に、「自分らしくやってこい」って言われたら?
自分らしさって何なの?どうしたらいいの?
混乱すると思います。
今回は「自分らしさ」を手に入れるためのポイントをお伝えしたいと思います。
まず、「自分らしさ」を理解すること。
・自分はどういう人間?
・どのような選手になりたい?
・何のために競技をしている?
競技をする目的や目標を明確にして、自分の考えを整理することが大切です。
改めて考えると
「私はこのようなことを考えていたのか」
また、
「このような選手になるためにはどうしたらいいかな?」
これを考えると自分の答えがでてきますよね。
考えを整理することで、自分の事を知るいいきっかけになるかもしれません。
これでも、自分らしさがわからないという方は、
嫌だと思うことをみつける。
自分がどうしたいのかはわからない。
けど、したくないことはわかる!!!
ということもあるんです。
私自身、現役中は柔道においても、それ以外のところでも
こうしたい!ということは自分で決めてきましたが、
しないことを考えたことはありませんでした。
これは、新しい発見でした。
自分のしたいことが思いつく人は自然としないことも
決まっているのだと思います。
でも、どうしたらいいのかわからないという人は
そこで思考が止まってしまうんですよね・・・
(私もそうでした・・)
しないことを先に決めることによって
自分らしさを見つけ出せるかもしれません!
今回は「自分らしさ」を見つけ出す方法を2つ紹介させていただきました。
ここまで「自分らしさ」についてお話してきましたが、いきなり「頑張って自分らしさ見つけ出さなきゃ」と思わなくて大丈夫です。
日々の生活の中で、自分と向き合っていくことにより
少しずつ自分の価値観や想いができて
それが「自分らしさ」に繋がっていくのだと思います^^
私がコーチングの中で大切にしていることは
クライアントさんの目線に立ち、最後まで寄り添うこと。
不安な時はその不安の原因を探し、アスリートのみなさんが「自分らしく」いられるようにサポートをしています!
私も「自分らしく」いられるように、自分自身と日々向き合っていきたいなと思います^^
アスリートが「心からスポーツを楽しめる」世の中になりますように。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
スポーツメンタルコーチ
上山珠美