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「継続ができない」その理由と改善策。

 

こんにちは。スポーツメンタルコーチの上山珠美です。
アスリートにとって大切な「継続力」。
初めはやる気があったのになかなか続けることができない。そんなことはありませんか?
今日は「継続ができない」理由とどうしたら改善できるのかお話していこうと思います。

 

 

継続力とは、物事を途中で諦めずに続ける力を指します。
目標達成に向けて地道な努力を重ね、困難に直面しても工夫しながら行動し続ける姿勢が特徴。
参照 Wikipedia)

 

アスリートにとって必要な継続力。

自分の目標を達成するために、

「1日〇時間~する。」

「練習の中で〇〇を続ける」

このように、始めた時は「絶対続けるんだ」このような気持ちがあったのにも関わらず、気づいたら「もう続けていない」「気づいたらやめていた」そんな事はありませんか?

 

 

 

このことから、

「私には継続することができないんだ・・・」

このように強い思い込みとして残り、自分は「継続できない人」と自信を失ってしまうアスリートもいます。

 

アスリートに限らず、みなさんにも当てはまると思います。

「早寝、早起きをする」「ダイエットしよう」「甘いもの辞めよう」

 

・・・まぁ、続かない。笑

 

 

実は、継続できない人には理由があるんです。

 

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継続できない人の特徴

 

①目的が曖昧

継続するには「どうして継続したいのか」「何のために継続するのか」目的を明確にすることが大切です!

目的が曖昧になってしまうと、何のために継続しているかわからなくなり、気づいたらやめてしまっていることがあります。

 

②ハードルが高い

継続する内容のハードルが高いことで続けられないこともあります。

例えば、「強くなりたいから明日から一日腕立て100回する!」と初めは気合いを入れて設定してみたものの、だんだん自分の決めたものをこなすことが苦しくなってしまい、諦めてしまうというケース。

初めから無理な目標設定をしてしまって挫折してしまいます。

 

③結果を急いで求めてしまう

結果をすぐに求めてしまい、なかなか手に入らない、自分の思っているように進まないことによって「やっている意味があるのかな?」と苦しくなってしまうことがあります。

 

④継続しなければならないと思っている

そもそも継続しようとしていることが自分の意志でなかった場合、続かないことが多いです。

「指導者からこれを続けなさいと言われたから」

「周りの人がやっているから自分もやらなければと思っている」

このような、外側からの刺激によって行動を促すことを【外発的動機付け】といいます。

継続することに対して「やらなければいけない」という思いで行動している人に多いです。

 

他にも、モチベーションが上がらなかったり途中で飽きてしまった。などあると思いますが、どのアスリートでも継続することというのは簡単な事ではありません。

 

人間は、本能的に変化を避け、現状維持をさせる傾向があります。

このような心理的要因も関係してくるんです。

 

 

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継続するための解決策

 

では、どうしたら継続することができるのか?

 

①目的を明確にする

目的を明確にすることによって、『このために頑張っている!』という強い意志で物事に取り組むことができます。

ゴールを作ること(期限を決めてやってみる)によって、より自分のやる気を高めてくれると思います。

 

②小さな目標を設定する

目標が高すぎることによって、だんだん自分で立てた目標をこなすことが苦しくなり、やめてしまうことがあります。そうすると、「自分はやっぱり継続できないんだ」と継続することに対してマイナスのイメージを持ってしまうのです。

 

継続というのは続けることです。自分自身が無理なく続けられること、毎日できること設定することが大事です。

「一日腕立て100回」が続けられなかったら、「一日腕立て10分間やる」に変えてみる。

それでも厳しい場合はもっと小さく目標を設定してみてください。

小さい目標でも毎日コツコツ続けることによって「できるんだ!」という気持ちもでてくると思います。

それが自信となり、モチベーションも上がっていきます。

 

 

③自分の日々の成長や気づきを振り返る

やっぱり結果は早くだしたい。そのために頑張っているのだからそう思うのは当然だと思います。

しかし、そのように結果だけにこだわると、結果が出ない時やなかなか結果にたどり着けない時に、自分の日々の成長や継続する中での気づきというものに気づくことができません。

 

「無駄な時間だった」「頑張ってきた意味がなかった」とこのように感じてしまうのです。

継続することが嫌になってしまうかもしれません。

頑張っている自分、前に進んでいる自分を認めてあげてほしいですし、もし方向性が違ったとしてもそれが経験となり、次に活かすことができます。

自分で決めて一歩を踏み出した時点で無駄なことは何一つないんです。

 

周りと比べず、「昨日の自分と比べて今日の自分はどうかな?」「一ヶ月前に比べてこんなことが良くなった!」

このように、早く結果を出したい気持ちもあると思いますが、そんな時こそ、自分の日々の成長や気づきを感じながらコツコツと続けていってもらいたいですし、継続する上で自分を知ることはとても大事な事だと思います。

 

 

④「しなければいけないもの」を「ワクワクするもの」に変える

「指導者に続けた方がいいと言われたから」

「周りの人がやっているから」

このように、自分の意志ではなく周りが決めたことだとなかなか継続することができません。

 

まずは、自分で決めることが大事。

人からの意見ではなく、自分がどうして継続したいと思っているかを考え自分の意志で行動する。

自分の内側からこみあげてくる好奇心やワクワク感。これによりモチベーションが上がったりやる気が高まります。

このことを【内発的動機付け】といいます。これにより、自分の決めた道に進んでいけます。

 

どうしても、継続することに対してやる気が湧かない・・・。

そのような方は、一度「本当に自分にとって必要なことなのか?」考えてみてください。

自分自身を見つめ直すいいきっかけとなるかもしれません。

 

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最後に

継続することってスポーツ限らず、簡単な事ではないですよね。

私も自分で決めたことなのに全然続かなくて落ち込んだこともありました。

ストイックに「やらなきゃいけない」と考えるより「やりたい!」と思えるようにできたら気持ちが楽になるかもしれないですね!

 

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アスリートが「心からスポーツを楽しめる」世の中になりますように。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

スポーツメンタルコーチ

上山珠美

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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