スポーツメンタルコーチって何?
コーチングって何?
まずは、スポーツメンタルコーチの【コーチ】とは何か。
みなさんは、コーチの語源を知っていますか?
『コーチ(Coach)』という言葉が最初に出てきたのは1500年代。
コーチの語源は『馬車』からきています。
動詞としてのコーチ(Coach)は、
「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」という意味があります。

コーチングとは、相手の話に耳を傾け、観察と質問を通して、相手の内側にある答え・能力を引き出す技術を利用した、問題解決手法であり目標達成のツールになります。
コーチは、アドバイスを押し付けるのではなく、質問や対話を通じて相手の気づきや行動を引き出すことを重視します。
スポーツメンタルコーチとは何?

私が行っている「スポーツメンタルコーチング」は、「結果に相応しいメンタル」を手に入れてもらうことを大切にしています。
結果に相応しいメンタルとは何かというと、
目標を達成するに相応しい人になろう!
ということです。
「この目標達成する為には、今の自分にはどのようなメンタル(内面)が必要かな?」
このように、コーチングの中でクライアントさんの内面にアプローチをして、結果に相応しいメンタル(内面)を先に手に入れてもらい、目標に向けて導いていきます。
単に、目標達成を支援するだけでなく、相手の内側にある答えや能力をコーチングをする中で引き出していきます。
アスリートが目標達成を妨げているものの多くは、過去の経験やトラウマによる「思い込み」です。
自分でも気づかないうちに、心にブレーキをかけてしまっていることがあるんです。
そういった時に、自分の足りないものを取り入れようと行動にうつすアスリートの方もたくさんいると思います。
私自身がそうだったんです・・・。
今まで以上に練習を追い込まなければ。と練習量を増やしたりしていました。
自分の中で「練習や努力は裏切らない」と思いながら、ただがむしゃらに練習に打ち込んでいた時期もありました。
もちろん、行動することは素晴らしいことだと思いますし、実際に行動を起こしたことによって変われた!ということもあります。自分自身を成長させるために行動することはとても必要なことだと思います。
しかし、この根本にある「思い込み」があり続ける限り、初めは解決されたとしても、また繰り返しブレーキをかけ続けてしまい、再び自分の行動に制限をかけてしまうのです。
スポーツメンタルコーチは、その思い込みに気づき、マイナスに捉えている感情をプラスに変えるサポートをします。
自分自身を縛っていたものから解放された時に、目標に対して自由に、前向きに考えられるようになるのです。

スポーツメンタルコーチとして大切にしていること
①相手の世界観に入る
人には価値観があります。
育ってきた環境、ご自身の経験、信念。
それが今の自分自身を創り出していると思います。
答えは自分の中にある
なので、「こうした方がいいのではないか?」みたいなアドバイスはしていません。
コーチングの中で相手の世界観に入り、相手の目線に立つことを意識してコーチングしています。
そうすることによって、クライアントさんの考えや「なりたい自分の姿」というものがでてきます!
②相手に寄り添う
これは相手を支える仕事をしている人にとっては当たり前のことかもしれませんが、
クライアントさんが「何を求めているのか」。
ここをすごく大切にしています。
悩んでいること。嬉しかったこと。悔しかったこと。
こういった選手の感情に寄り添い、
「どんな時も最後まで味方でいる」
「選手の思いを吐き出せる場所になりたい」
このように思いながらこのお仕事をさせてもらっています。
一緒に笑い、一緒に考えて悩んで、私も選手のペースで一緒に進んでいきたいと思っています。
③プロ意識をもつ
アスリートは「この試合のために。この一瞬を大事に」競技生活を送っていると思います。
選手の競技人生に関わらせてもらっている以上、全力で選手と向き合っていきたい。
そのためには、私自身がプロのスポーツメンタルコーチとして、アスリートから必要とされる人であるべきだと考えています。
なので、常にプロ意識を持ち、アスリートに対しても、自分自身に対しても向き合うことを心がけています。
子供を育てる母でもありますが、アスリートと向き合うときはアスリートと全力な私でありたいです!

最後までみてくださりありがとうございました^^
スポーツメンタルコーチ
上山珠美