ネガティブ思考は悪じゃない。心の揺れとの付き合い方
ネガティブってだめなことなのか
「そんなネガティブにならないで」
「ポジティブに考えていこうよ」
日常でよく使われる「ポジティブ」と「ネガティブ」という言葉。
つい、ネガティブな感情や思考を悪いものとして捉えがちです。
でも本当にネガティブな感情って悪いものなのでしょうか?
ポジティブな人はネガティブな感情をもっていないのでしょうか?
ポジティブ心理学では、
ポジティブな人でもネガティブな感情を持っている
と言われています。
ネガティブは敵ではないんです。

ネガティブな感情があるから、
不安だから、怖いという気持ちがあるから
準備をしたり考えたりできるんです。
なのでネガティブに思うことはダメな事ではないんです!
とはいっても、
「できればこんなこと考えたくない」
このように、ネガティブな思考が止まらず苦しんでいるアスリートは多くいます。
ポジティブな選手の思考
では、ポジティブな選手は
どのような考え方をしているのか?
ポジティブな選手は、ネガティブな気持ちをコントロールしています。
それは、自分の感情と向き合っているということです。
「どうしたらネガティブな感情と向き合えるの?」
このように感じる方もいるかもしれません。
“ 不安を感じている自分がいる ”
まずは、そのような自分がいることを
理解することが大切です。
理解ができると、
「では、どうしたらいいのか?」
と行動を考えることができ、
目の前のことに集中できるようになります。

ネガティブな感情を受け入れるとどうなるか
私自身、選手の時に、ネガティブな自分を受け入れたくない時期がありました。
「不安だけど頑張るしかないんだ」
「ダメだと思ったらいけないんだ」
このようにネガティブな感情に蓋をして
無理に「私は大丈夫」とポジティブでいようとしていました。
そうなるとどうなるのか。
心が壊れていきました。
なにも考えたくない、気持ちがついてこない。
無気力になっていきました。
ネガティブに考えないようにすると
余計にネガティブな感情が止まらなくなるのが
人間の心理です。

ネガティブな感情を無理に止めなくても大丈夫。
ネガティブな自分も受け入れつつ、
少しでもできたこと。小さな幸せや感謝の気持ち。
この気持ちを見つけてみる。
大きく変わろうとせずに、ほんの小さな変化を大切にしてほしいです。
これだけで自分の心は楽になれます。
このような心の余裕を作るためにも
自分の心が休まる空間や趣味に没頭する時間、
「遊び」を取り入れることが大切になってきます。
最後に
「ネガティブな気持ちに寄り添う」
どんな感情も自分にとっては大切な感情です。
無理に前に進もうとしなくても大丈夫です。
苦しくなった時は、止まる事も大事だと思います。
向き合い方次第では、
これらの感情は、自分を支えてくれるものになるかもしれません。
ネガティブの感情を味方に!
アスリートが心からスポーツを楽しめる世の中になりますように。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
スポーツメンタルコーチ
上山珠美