練習だけが準備ではない
~本番で力を発揮するために必要なこと~
「あんなに練習してきたのに、試合になると自分の力が出せない」
このような悩みを抱えるアスリートは少なくありません。
あれだけ練習したのに・・。
できることは全てやったのに・・。
そんな経験を繰り返していくうちに
試合そのものが苦手になっていき、
「自分は本番に弱い人間だ」という思い込みが生まれてしまうことがあります。
練習だけが準備ではない
みなさんは、大事な試合に向けてどのような準備をしていますか?

自分の目標に向かって練習を積み重ねる。
対戦相手を分析する。
他にも、試合で使う道具の準備もありますよね。
どれも、試合のためには欠かせない準備です。
しかし、本番で力を発揮するための準備はそれだけではありません。
睡眠がしっかりとれているか?
栄養のある食事ができているか?
他にも、イメージトレーニングや試合前のルーティンなど・・
選手一人ひとりが、本番で自分の力が出せるように準備をしています。
こうした『練習以外の準備』が本番のパフォーマンスを左右することもあります。
試合前の事例
以前、『練習では力を発揮できるのに、試合では力を出すことのできない』という選手から相談を受けました。
話を聞くだけでは原因がわかりませんでしたが、
試合当日の選手をずっと見ていると、試合直前に緊張で固まっていることに気づきました。
もちろん、試合前に緊張すること自体は自然な事です。
しかし、本人は自分が固まっていることに気づいていなかったのです。
そこから、選手は練習だけではなく試合直前までの自分の行動を意識するようになりました。
「今、自分は緊張をしている」
緊張を受け止め、その緊張をどうやって力に変えていくか。
その選手はそれから試合で自分の力を出せるようになっていきました。

準備の一つとして、「ルーティン」というものがあります。
ルーティンとは、決まった動作や手順を習慣として繰り返し行うこと。
試合前にルーティンを取り入れることで、
安心感が生まれたり、集中力が上がったりというメリットがたくさんあります。
一方で、ルーティンをこなすことが目的となってしまう選手もいます。
自分のルールが多くて試合前に余裕がなくなるというケースです。
ルーティンは本番で力を出すための「手段」です。
最後に
本当に大切なことは本番で最高のパフォーマンスを発揮できる状態をつくること。
練習だけではなく、心と体の準備を整え、最高の準備をしていきましょう!
“ あなたは試合で最高のパフォーマンスを発揮する為に、どのような準備をしますか? ”
アスリートが心からスポーツを楽しめますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました!

スポーツメンタルコーチ
上山珠美