「人に頼ることが苦手」な人へ
「人に頼る事が苦手」
このように、一人で悩んで抱え込むアスリートは本当に多いです。
私もその中の一人でした。
苦しい、辛い、誰かに話を聞いてほしい。助けてほしい。
このように思っているのになかなか口に出すことができない。
誰かに「どうしたの?」って聞いてほしい。
モヤモヤしている思いを聞いてほしい。
辛い、苦しい。
これを素直に口にする事ができることができたら
どれだけ楽になるんだろう。
このような事を思いながら競技生活を送っていた時期がありました。

「頼ること」
これって本当に勇気がいりますよね。
この過去の経験から
「私以外にもこのようなアスリートはいるんじゃないか?」
「アスリートが悩みを吐き出せる場所になりたい」
この想いで、私はスポーツメンタルコーチになりました!
人を頼る事が苦手な理由
人を頼る事が苦手な理由は人それぞれです。
「人に頼ることに対して罪悪感がある」
「自分で乗り越えないといけないと思っている」
「弱みを見せたくない」
「人を自分の事で巻き込みたくない」 など・・。
頼る事=悪
頼る時に出てくる言葉が、ごめんね。申し訳ない。
自然と口から出てくるのはこのような言葉。
無意識に悪いことだと思ってしまうのかもしれないですね。
自身の過去の経験や厳しい環境などから、頼ることが悪いこと、相手に負担をかけてしまう。
このように感じ、なかなか人を頼る事ができない。
また、「一人で乗り越えて強くなれた」「乗り越えた後の達成感」など、成功体験から人に頼る事ができない、頼りたくない。と思っているアスリートも中にはいると思います。

たしかに、困難な事を自分でどうしたらいいかを考え、乗り越えることは自分の成長にも繋がりますし、「自分で考えること」は、アスリートにとって必要なことだと思います。
「なんでも自分でやれてすごい!かっこいい!」
実際に、このような声は多く憧れを抱いている方もいると思います。
しかし、解決策が見当たらず一人で悩んでしまって、パフォーマンスが落ちてしまったり、考えの視野が狭くなってしまうことがあるのです。
これにより、競技自体が楽しくないと自分を苦しめてしまうことも・・。
そんな頑張りすぎてしまうアスリートが少しでも心が楽になれる方法をご紹介します。
人に頼る事が苦手な方の克服方法
①自分を知る
まずは、自分の正直な感情と向き合う。
辛い、苦しいと思っている自分を理解すること。
「弱さをみせたくない」このように思う方もいると思いますが
自分の弱さを認めることも強さの一つです。
そして、これ以上頑張ったらパンクしてしまう。という自分を理解して、自分の心に耳を傾けてあげてほしいと思います。
②信頼できる人に相談する
信頼できる指導者、友人、家族。
自分の考えや思っていることに対して寄り添ってくれる人、受け止めてくれる場所はあります。
今は、チャットGPTにも相談できる時代になっていますよね。すごい時代!
自分の思っていることを吐き出せる場所を探してみてください。
③小さなことを頼る習慣をつける
頼る事が苦手な人は、「自分で何とかできる」と思っていて、気づいたら自分に負担をかけすぎてしまうケースも・・。
3つある中の1つだけお願いしてみる。
いつも自分の中では当たり前にしていることを相手にお願いしてみる。
ほんの小さなことでもいいので頼る習慣を作りましょう。
意外と、「周りの意見を取り入れたらもっといいものができた」「頼ったら相手が喜んで引き受けてくれた」
など、頼る事によって良いことがあるかもしれません。
④感謝の気持ちを持つ
助けてもらった時、話を聞いてもらった時に「ごめんね」ではなく「ありがとう」という言葉を伝えましょう。
感謝の気持ちを持つことで、脳内から幸せホルモンと呼ばれるセロトニン、集中力・意欲アップなど、私たちにとってさまざまな嬉しい効果がたくさんあります。
「ありがとう」と言われた方も嬉しい気持ちになりますよね♪^^
「ごめんね」という申し訳なさが、「ありがとう!」という感謝の気持ちに変わっていったら素晴らしい世の中になるのかなと思います。
最後に
私も本当に人に頼る事が苦手な人間で、
競技生活や子育てもそうですが自分で全部やろうとしてパンクしてしまった過去があります。
その度にたくさんの人に助けてもらってきました。周りのみなさんに感謝です。
ここまで「人に頼る事ができない」方に向けて書きましたが、「人に頼れない」ということが悪いことではありません。
これまでいろいろな事を一人で乗り越え、頑張ってきたということなのだと思います。
時には、自分に甘く、優しく。
いろんな人を頼って頼られて、みんなが幸せになって、みんなで支えあえる世界になったらいいなと思っています。
そのために私もアスリートのために全力で頑張っていきたいと思います!
最後まで読んでくれてありがとうございました!

スポーツメンタルコーチ
上山珠美